「食べる」をもっと楽しく、地域を元気に
特定非営利活動法人 奈良の食文化研究会

活動地
奈良県全域
概要
新しい奈良の味、古きよき奈良の味をクリエイトし、元気な奈良の情報発信をします。
投稿日
2012年1月23日

 ご一緒に活動しませんか

奈良にはおいしいものはない。と言われ続け、そんなことはない。「奈良はおいしいものばかり」奈良を元気にするには、食文化を育てること、平城京の昔より食文化発祥は奈良にあり、掘り起こせば「奈良はおいしいものばかり」といわれるほどに宝の山です。

春日祭神饌(春日大社)設立総会の模様 NHKの取材受ける(ならまち今西家書院にて)
春日祭神饌(春日大社)設立総会の模様 NHKの取材受ける(ならまち今西家書院にて)

美味しいものの発掘をすることで、奈良を元気にしたい。そんな思いの人が集まって「奈良の食文化研究会」として平成8年5月に設立スタートしました。さらにしっかりとした体制で「奈良の食」を考え、奈良を元気にしようと、行政、マスコミ、研究機関などのご支援もいただいて、平成13年12月には特定非営利活動法人(NPO法人)に成長いたしました。

作る人も、売る人も、買う人も、誰もがみんな「食べる人」です。奈良の歴史と伝統をふまえ、奈良の「食」を盛り上げていこうとがんばっています。

 会員の意識改革が活動の一番の壁でした

長く続いた大仏商法と、奈良にうまいものなしと呼ばれた奈良の観光や食を何とかしなくてはとの思いで、研究会設立の仕掛け人、当時事務局長の芦原隆文氏(故人)は各行政機関や市町村、企業を1年かけて毎週末バイクで訪ね廻り、奈良にうまいもんを作っていきたいと活動の趣旨を訴え続けました。しかし当会に対する反応はどこも冷ややかでした。然し、ある企業の社長は、「あなたの言うことはもっともや。けどほんまに信用していいのかわからないけど、騙されたと思って入会するわ。」と言う方も徐々に増え企業会員も20社になり個人会員も50人となりました。

設立総会は、ならまちの今西家書院で県内各市町村の郷土食の試食会を開催しました。この頃から各メディアにも積極的に足を運び活動を取り上げていただきました。奈良の食文化研究会の設立から5年経過し、活動をさらに拡大しようと、1年をかけてNPO法人の勉強会を繰り返しました。しかし当時、会員の中にはNPO法人への理解も少ないうえ、法人化することに反対される方も多いうえ、(当時、奈良県でもまだNPO法人は少なかった)NPO法人化を推進する執行役員と反対する会員のあいだで、会は2分され、感情的な亀裂で設立に貢献された方とも袂を分かつ結果となりました。ボランティア活動であっても活動資金が必要となり、自立するには社会貢献事業であれ、利益を確保しなければ、キレイ事だけでは何も進まない。このことを理解していただく意識改革が活動の一番の壁でした。

 現在の会員数は80名位です

理事長の瀧川潔
理事長の瀧川潔

会員は食品企業、JA、ホテル、飲食業、大学教授、料理研究家、行政関係者、コミュミティ誌、農業者などの他、料理の好きな方、食べるのが好きな方、研究や執筆をしたい方など、幅広い会員層になっています。大半は職業をもっておられる、おいしいものに興味ある普通の男性や主婦の方々です。「難しいことはさておき、美味しいものを体験する」それが当会の基本です。おいしいものを食べ歩いたり、時には考えたりで社会貢献をしませんか。お気軽にご参加ください。

活動内容

奈良の農産物のブランドづくりのお手伝いをします。地域の伝統料理や古代食を今の時代に仕立て直して、新しい奈良の味を創造します。

 「森の食害の鹿肉料理研究と鹿肉新商品開発」

森林を荒らす野生鹿を、おいしい肉として流通させ、また加工品など鹿肉の新商品づくりで吉野のブランドづくりを目指します。また鹿肉は健康食として注目されていて商品開発に期待が寄せられています。

※随時に試食会を開催しますのでお気軽に参加ください。

 「奈良テイストフーズ認定」

当研究会が認めた新しい奈良の味、伝統の味の商品や料理を認定し奈良の食文化の普及をめざします。選考は年に1度、協議会を開催し認定する計画です。

※通常総会(5月)に試食発表会とお披露目をします。認定後は商品化や商談会など積極的に販売サポートをします。

親子の料理教室、地元産品の料理教室では屋内にとどまらず、生産メーカー訪問、体験ツアー、酒づくり、米づくりなど体験学習をどんどん実施して楽しい場の提供をします。特に「季節の郷土料理講習会」は地域の公民館などの調理室をお借りして四季を通じての奈良の郷土料理教室と試食会を実施します。

食育の出前講演会・フォーラム、食育健康の献立指導、食育のイベントおよび出前料理講習会などを開催します(随時)。

蕎麦打ち体験 郷土料理講習会 伝承料理マスコミ取材の例 奈良女子大学にて「食育講座」
蕎麦打ち体験 郷土料理講習会 伝承料理マスコミ取材の例 奈良女子大学にて「食育講座」

奈良新聞連載記事「出会い大和の味」の執筆や会員情報誌「奈良発の食文化」の発行、その他奈良の食文化に関する出版活動を行っています。

  • 奈良新聞コラム毎月第3日曜日連載「平城遷都と奈良の食文化」会員によるリレー執筆
    記事テーマを会員みんなで検討し、テーマに基づいて会員の方に記者となっていただき取材と執筆をお願いしています(毎月1回)。
  • 「出会い大和の味フェア」イベント(ごっつおフェア)催事の開催
    地産地消の推進や奈良のうまいものや郷土食の即売会のイベントを実施します。奈良新聞で連載した奈良の食文化や郷土食の実演販売を開催し普及活動としています(年に1回11月に開催)。
1-当会主催「ごっつおフェア」  2-奈良新聞連載「出会い大和の味」  3-会員情報誌「奈良発の食文化」VOL1  4-ごっつお出品審査と料理研究家「鄭和彦氏」の講演

 平成24年度はこんなことを計画しています。

  • 鹿肉商品は鹿肉さいぼし(燻製)、鹿肉カレー、鹿肉しぐれ煮を商品化して販売のメドを立てることと、鹿肉サミット(有名シェフによる創作料理試食会)や食イベントの開催。吉野など山間部の元気を支援したいと思っています。
  • B級グルメへの出店。会員企業のMIPさんが開発された「焼そうめん」。遷都1300年祭のイベントでも大好評の「焼ソーメン」のコンテスト応募を支援します。
  • 奈良は何と言っても「三輪そうめん」。そうめんの話題提供で奈良を強力PR支援します。
  • 「どっこい!奈良にうまいものあり!」奈良新聞紙上で、うまいもん発掘取材で情報提供活動します。またインターネットでの「奈良の食」情報の拡充を図ります。
  • 年間を通して郷土料理研究では、麺の特集を年間通して取り組みます。米粉を使った麺の開発とレシピ開発。(ジャパニーズパスタとスープ麺)
  • 5月の通常総会でのフォーラムでは世界の麺文化で伝承料理研究家の講演や世界の麺文化、めんくいフェアを開催する予定です。
  • 今年も11月は「出会い大和の味フェア」のイベント催事を実施します。テーマは「めんくい」で麺の特集を展開します。

 広報活動は奈良新聞連載記事とインターネット

奈良新聞の連載記事は会の活動の柱の一つです。インターネットの情報発信やブログやツィッターも今後は力を入れていきたいと思っていますが、会員の平均年齢が高い為、インターネット運営のできる若い方の会員を募集中です。会の活動費用は会員の方の会費が基本です。正会員、一般会員、メール会員を設けていますので詳細はホームページでご確認ください。

 バイタリティのある若い方、NPO法人で起業しませんか。~社会貢献事業であれ、経済的自立で継続的な事業を目指します。

当NPO法人は活動をはじめて15年になります。まだまだ当初の志は消えていませんが会員の年齢構成が高くなってきています。行動力のある若い方との世代交代が課題です。食文化での奈良を元気にする知恵やコミュニティビジネスアイデアを具現化し展開してゆく、新しいスタッフの確保が当会の最大課題です。どんな志をもってしても、継続できる経済的なバックボーンがなければ切れ目なく運営は続けられません。そういう意味ではしっかりとしたビジネスモデル事業計画、資金計画、実行力が必要です。

社会がますます複雑化し、きめ細かな地域のサービスニーズも飛躍的に高まります。地域社会を改善するコミュニティビジネスの期待もどんどん高まります。継続を期待される社会貢献事業こそ経済的な自立運営が望まれます。奈良の新しい商品開発でビジネスモデルを構築しませんか。奈良の食や観光情報発信で新しいビジネスを考えませんか。バイタリティのある方の会員募集中です。

 奈良の「食」を世界に発信します。

今年、ミシュランガイドにも奈良の店が多数選ばれました。拝啓、志賀直哉さま「奈良はおいしいものがいっぱいあります」といいたい気分です。そもそも平城京の昔より、多くの食文化は奈良が発祥です。仏教の伝来とともに多くの食文化が大陸より日本に入ってきて育ってきたのです。食文化を育てることは地域を元気にすることです。奈良にあたらしい名物をつくることは、計り知れない経済効果を産み出します。世界的な健康志向の中、奈良の食文化は歴史と文化の「本物」をキーワードに創造をして行きたいと考えています。1300年前に伝わってきたとされる三輪そうめんや宇陀の薬草や吉野の葛もその一つです。今一度、奈良の食文化を世界に問える「食」として新しく創造し奈良を元気にしたいと考えております。

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