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環境づくり・環境教育・ネットワークづくり
特定非営利活動法人 総合教育研究所

パートナーシップ団体説明会

【ホームグランドは近畿圏】  5月16日、奈良市油坂の「なら環境交流館」で開催された「きんき環境館パートナーシップ団体説明会」に出席される岡本胤継(たねつぐ)理事長を訪ねました。岡本さんは、近畿圏を中心に、里山保全活動、環境教育普及活動(指導者養成、体験活動)、環境諸団体とのネットワーク活動をされています。

きんき環境館NPO法人 大阪府民環境会議が運営する環境省の施設で、市民、NPO、企業、行政が環境保全、教育を行う支援をしています。また、なら環境交流館はNPO法人奈良県民環境ネットワークの活動事務所で、岡本さんは、ここの理事もされています。

活動内容

八面六臂

上-ならどっとFM番組表/左-主演中の岡本さん/右-奈良日日新聞記事

名刺には樹木医、森林インストラクター、ビオトープ管理士、自然再生医・環境社会指導員、食育インストラクター、生涯学習インストラクターなどの資格がぎっしり。これらを含めおおよそ50位の資格を持っているとのことでさらにびっくり!!これまでの活躍の歴史を見た思いがします。

『もともとは歴史学が専攻で・・・江戸時代はリユースを実現していたのに、現代は環境に対する意識の進んだ北欧諸国に比べたら遅れた状態にある。かつて、森は聖なる空間で神が住んでいたのに対して林は人工の空間、人が「はやしたてて(語源)」いた場所だった・・ところが近代になって森と林の境界線を失ったことから環境の根源的な破壊が始まっていった・・』と、NPO法人京都・奈良EU協会フランス語クラブ(奈良)のブログに紹介があります。

そのような関心と行動力が基になって、様々な環境保全啓発活動に繋がっています。

大阪の環境関連の専門学校の講師をされていた時代に生徒達と共に里山保全活動に取り組まれるようになったとのことです。それが環境系の資格取得につながり、関連諸団体の役員をされ、メガネットワークづくり、指導者の養成、新しい資格制度創設と、八面六臂の活動に発展しています。

奈良日日新聞(2008年10月20日)の岡本さんの記事に、総合教育研究所の考え方が現れています。環境活動は、表面的な活動となり易く、本筋を忘れがち。環境活動の究極は、地域づくり、まちづくりであって、「環境」はこの一部。個人の活動も、活動の過程として資格、ネットワーク活動がある。「流行ではなく、じっくり活動する実力と場を作る。」と書かれています。

始まりは大阪から

総合教育研究所は三重県桑名市において、地域の子供たちの自然体験学習を通した健全育成を目的に有志数名で立ち上げ、その後、大阪の専門学校生などが中心的に加わり学習会やボランティア活動を主体に活動を進め、7年前から奈良県へ活動拠点を移し、法人格を取得。現在の個人会員数は50名です。

体感する

ネイチャーゲーム「コウモリとガ」(五感を活用するプログラム)

奈良県の児童・生徒や社会人に対する環境教育・体験教育を柱にした活動を進めています。里山保全・子供エコクラブ支援・環境教育指導者育成などの活動を通じて、地域の活性化を図り、安全安心な地域づくりと地域の教育力の発展に寄与することを目的に、お互いの得意分野を生かして、「できることからまず行動すること」をモットーに活躍中です。



その他こんなことをしています

活躍の場は全国です。県内では「里山保全活動」を主にフィールドワークを楽しむ環境教育活動を続けています。特に、環境教育指導者養成を継続的に考え、講習会・研究会活動等もおこなっています。
 ・黒髪山周辺でのビオトープ作り、里地の整備、田畑の管理などの里山保全活動
 ・歌姫近隣の公園や歌姫街道の美化、整備などの道路・公園ボランティア活動
 ・畑での野菜作りなどを通して、奈良市や生駒市の子どもエコクラブ支援活動
  ・PLT(プロジェクト・ラーニング・ツリー:森林)、PW(プロジェクト・ワイルド:国営公園)、PWET(プロジェクト・ウェット:河川)を活用した環境教育啓発活動

パートナーシップが大事

活発な活動、着実な実績などをお話し頂いた後、今後のNPO活動の参考にと、最も気をつける点をお伺いしたところ、自治会や活動場所(山林や田畑)の提供者との人間関係の構築(コミュニケーション)を挙げられました。

具体的には、里山保全活動で山林の持ち主と森林ボランティアの意識の差、森林組合(プロ)とボランティア(素人)との違いの認識を持つこと。これらが曖昧だと継続して山林を貸して頂けなかったりするケースがあります。このようなことを回避し、NPO活動がスムースに行えるよう、ぜひ行政に間に入っていただきできる範囲で森林ボランティアの活用を図って頂きたいとのこと。

継続の秘訣

また、メンバーの高齢化等でお悩みのNPOの方の参考にと、NPO活動の維持、継続の秘決をお伺いしたところ、後継者、特に指導者の育成と参加メンバーの必要技術力の向上及び交通費など最低限の保障、活動による負担増を避けることを重視して運営すれば継続できる。何よりも会の中での各自の居場所づくりが大切とのことでした。



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