美しいみどりの地球を次世代に引き継ぎたい
特定非営利活動法人 奈良ストップ温暖化の会

活動地
奈良全域
概要
奈良県を主体として、地球温暖化問題とその対策に関する知識の普及と対策の推進を行い、地球環境保全に寄与することを目的とする。
取材日
2010年2月25日

奈良県で地球温暖化防止対策の普及啓蒙活動をされているNPO法人奈良ストップ温暖化の会(以下NASO)の副理事長の北浦由香さんを訪ねました。

● 知る・変わる・はじめる・そして続ける

石油・石炭などの化石燃料の使用や森林伐採により二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスが増加して地球温暖化が進み、地球の平均気温は、この100年間 で0.7度も上昇しました。  大量生産、大量消費、大量廃棄のわたしたちの暮らしが、いのちと地球を脅かしています。このままでは地球温暖化がますます 進み、100年後には最大6.4度上昇するといわれています。  温暖化が進むと海面上昇、水不足、食糧不足、生態系の破壊、健康への影響など私たちの生 活に深刻な影響を及ぼすといわれています。 いま、わたしたちは一人ひとりが自分の問題として地球温暖化を少しでもくいとめるためにいっしょに考え、そし てわたしたちにできることからはじめましょう。

美しい地球 美しい地球

活動内容

始まりは養成講座から

COP15についての学習会 アースデイ奈良

NASOは奈良県の市民が「奈良県ストップ温暖化推進員」の養成講座を受講し、法律に基づき県知事より推進員として委嘱を受けた市民が2001年1月に 立ち上げたNPOです。今では168名の仲間がこの活動に参加しています。

主な活動はストップ温暖化市民講座や県内各地より依頼を受けると、どこでも出向く出前講座などの環境講座を通して地球温暖化の現状や影響、対策につ いて市民や子供の理解を深め、一人ひとりが日常生活で実践できる取り組みの為の助言や情報活動です。 出前講座は小学校からの依頼も多く、子どもたちが 温暖化のしくみをわかりやすく理解できる環境カルタなどの教材開発も行っています。

また「アースデイ奈良」(右写真)やショッピングセンターなどの環境イベントでは自転車で電気をおこす体験や、風力発電のしくみがわかる実験、太陽 光を利用したエコクッキング、環境川柳や環境クイズラリーなど実験や体験を通して楽しく環境を学んでもらっています。

3回ストップ温暖化「匠の知恵」コンテスト奈良県大会

つぶやく大仏
「匠の知恵」コンテスト会場

環境省より委託を受け、NASOが「奈良県地球温暖化防止活動推進センター」の事業として主催するこのコンテストは地球温暖化を防止するために地域の特性 や創意工夫を活かした取り組みを募集し、広めるものです。

今年もいろいろな団体・個人・企業から特徴のある実践的な取り組みが66も集まりました。今年の大賞はNPO法人日本ワンディッシュエイド協会の「陶磁器 の循環型社会の構築」でした。

現在、ほとんどの自治体では食器などの陶磁器は燃えないゴミとして最終処分地で埋め立てられています。ワンディッシュエイド協会では家庭からの廃食器の 回収運動を行い(リデュース)、まだ使える陶磁器の「もったいない陶器市」(リユース)と廃食器の再資源化(リサイクル)を行うというユニークな取り組み です。活動のきっかけはお菓子の好きな主婦が家にたまってしまう陶磁器のスイーツカップが燃えないゴミとして捨ててしまった後の行方を知り「何とかしなき ゃ」と思ったことが発端でした。

私たちが何気なしに住む地球、このみどり豊かな美しい地球を未来に引き継ぐためには私たち市民一人ひとりの考え方と取り組みが重要です。

  

今回の「事業仕分け」で活動の原資となっていた委託費などが廃止されることになり、私たちの活動が制約されることになったが「めげずに頑張ります。継続 する事が大切です」「今後は、啓発だけではなく、温暖化防止の実際の取り組みや施策や仕組み作りに対し提言を進めていく事が大切です。」と言われた北浦さん の言葉が印象的でした。NPO法人 奈良ストップ温暖化の会のホームページは下記をご覧ください。

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