奈良の魅力を発信できる人材の育成を通して、文化芸術の向上と地域活性化に寄与
特定非営利活動法人 なら元気もんプロジェクト推進会議

活動地
奈良市
概要
奈良の魅力を発信できる人材の育成を通して、文化芸術の向上と地域活性化に寄与 
取材日
2009年12月18日

12月18日、奈良市法蓮佐保山にある奈良2010年塾でNPO法人奈良元気もんプロジェクト推進会議の熊澤事務局長と事務局の美甘さんにお話を伺いました。

奈良2010年塾は平城遷都1300年記念事業に参画し、各種イベントの企画運営をサポートする文化制作ボランティア(元気もん)を育成するため、平成15年(2003年)に設立されました。その塾の企画・運営の公募があり、NPO法人奈良元気もんプロジェクト推進会議の提案が採択されました。

平成16年(2004年)から毎年5月に塾生を募集、7月から翌年3月までの約8ヵ月間、カリキュラムに従い必要な知識の習得に加え、実践で具体的な技術を身につけていきます。塾生は奈良だけでなく京都・大阪や遠くは東京から夜行バスで通った方もいます。これまで卒業イベント実習として『鹿せんべいとばし大会』や『シカ・フェスタ 奈良公園は鹿の食卓』、その他『イベント見本市奈良まちおこし結び会(むすびえ)』等を企画・運営しています。

現在、卒塾生は約180名。県内のイベントや企画に個人的に参加する卒塾生も多数いますが、約90名が本NPO法人の会員として活動しています。『平成の遣燈使』(西安市民と一緒に燈花会を実施)や『奈良と鹿嶋の交流』等の新しい出来事の企画運営や『平城遷都祭』、『なら燈花会』、『バサラ祭り』、『大和さくらい万葉まつり』等の市民参加型イベントで活躍しています。因みに、熊澤さん、美甘さんとも奈良2010年塾の卒塾生で、それぞれ一期生と二期生です。

鹿嶋ウォーク&植樹 奈良にぎわい味わい回廊 西安で凧作り

活動内容

平城遷都1300年祭本番に向けて

いよいよ平城遷都1300年祭の本番がきます。12月31日から1月1日にかけて、県内4つの会場(玄武、白虎、青龍、朱雀)で同時にカウントダウン&オープニングイベントが行われます。

また、多数の塾生が企画運営に携わってきたコアイベントである『平城遷都祭』も5月前半に行われます。 また、8月には奈良まちおこし結び会の一環として伝統工芸を紹介するイベントを計画中です。これまで奈良2010年塾が培ってきた人材やノウハウが活かされたイベントとなっています。各会場でイベントを楽しんで頂くとともに元気もんとの出会いも楽しんでください。

100日前イベント(奈良県文化会館) 100日前イベント(奈良県文化会館) 500日前イベント(なら100年会館)

イベント見本市『結び会』で地域おこし

奈良県内には地域活性化に向け、地元の人たちが中心となり、地域の歴史、産物、町並み、自然体験等それぞれの地域の特徴を活かしたいろいろなイベントや地域づくりが行われています。県内にこのような素晴らしい活動をしている人たちがいることをみんなに知ってもらいたいとの熱い思いから、これらのイベントを一堂に集め、イベント見本市として『奈良まちおこし結び会』は2006年に奈良2010年塾を会場として、参加10団体からスタートしました。

その後、結び会は年々参加団体を増やし、第4回目となる2008年には大神神社特設会場にイベントや地域づくりで51団体、出店で36団体が集まり、天候不順にも関わらず約15,000名の来場者がありました。ここでも会場レイアウト、来場者の導線、広報活動等に奈良2010年塾で培ったノウハウが十二分に活かされています。

また、結び会の活動をさらに発展させるために、行政関係者を交え、地域活性化策に関する情報及び意見交換を行う場として『元気フォーラム』を開催しています。フォーラムで議論された内容や意見、交換された情報等は参加できなかった団体も共有し、今後の活動に役立てることができるよう報告書にまとめられています。

結び会会場 結び会ステージ 結び会フォーラム

奈良の伝統行事や地域活性化行事を支える人材作りを継続

『奈良2010年塾』は平城遷都1300年祭を支える文化制作ボランティア(元気もん)を育成するとともに、数々の地域おこしイベントに携わってきましたが、平城遷都1300年祭が終われば『奈良2010年塾』の役目が終るというものではありません。本格的に奈良県を活性化させるのはこれからです。それには単に地域活性化だけではなく、その活動を経済効果に結びつけることが重要です。その意味で2011年は塾の新たなスタートの年といえます。

これまで『奈良2010年塾』で培った人材やイベント企画運営ノウハウと『結び会』で構築してきたネットワークを資産に、今後も引き続き奈良県の文化芸術の向上及び地域活性化に貢献されることを期待します。

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