パパ株を上げて「やっぱりうちのパパが一番!」と言われたい
任意団体 パパちから応援隊

活動地
奈良県内
概要
「パパセミナー 赤ちゃんと遊ぼう」講座をはじめとする父親を主たる対象とした子育て支援活動と支援者の資質向上研修
投稿日
2011年9月3日
0歳児からの子育て
0歳児からの子育て

 活動の芽生え

子どもは欲しかったし、可愛いし、楽しませてくれる・・けれど子育てはしんどい。これが多くの母親たちの偽りのない気持ちでしょう。1995年以降の国や手厚い子育て支援施策にも関わらず子育てにまつわる母親の負担感や孤立感、虐待件数はいっこうに減りません。支援活動の中で、母親のしんどさが子どもを持ったことが直接的な原因に依るものではないことがわかってきました。

自分が子どもの頃に小さい子どもとふれあう体験がなかったり、子どもの発達段階の知識不足だったり、気軽に相談したり助けてもらえる近隣住民や子育て仲間とのコミュニケーション不足があげられます。そして何より一番頼りたい夫の子育て関与が無い母親ほど、ストレスを強く感じる傾向が有ることもわかりました。母子の背後に居る父親の育児参加への直接的な支援が必要だと感じ、具体的な取組み方法を模索していました。

 子育て支援をママからパパへも

平成19年、奈良県子ども家庭局少子化対策室(現 子育て支援課)において、「父親の子育て参加促進事業」のアドバイザーとして永田陽子氏(*1)を招き、子どもの健全な成長のために父親の子育て参加支援の効果的な方策が検討されました。その結果、カナダにおいて実施された『父親の子育て参加推進プロジェクト』を参考に、父親が遊びを通して赤ちゃんと向き合い、子育てを楽しいものと感じることができる「パパとあそぼう!」プログラムが作成され、そのモデル事業実施3団体の1つとして子育て支援活動歴10年強の実績を持つ「へぐりCO育てネット」が受託しました。

セミナー参加の言葉
セミナー参加の言葉

このモデル事業を通して、参加したお父さん達から多数の言葉を頂き、父親が「0歳から発達に応じた子どもとの遊び方を学ぶ」、「子育てや妻との暮らしなどを振り返る機会を持つ」、「地域でパパ友を作る」というプログラム目的の重要性を感じました。

このプログラムを県下に広げるためには進行役となる実施者(ファシリテーター)の養成が不可欠と考え、平成21年3月ファシリテーター養成講座を奈良県の協力を得ながら独自開催しました。

県下で既に子育て支援活動をしていた者が受講者となり「パパセミナー赤ちゃんと遊ぼう」を実施するためのネットワークグループを結成し、平成21年4月「パパちから応援隊」として始動しました。

(*1)臨床心理士 。東京都北区育ち愛ほっと館・専門相談員、駒沢女子短期大学の非常勤講師。

活動内容

■ 「パパセミナー 赤ちゃんと遊ぼう」プログラムって?

隔週の土曜日か日曜日、全3回シリーズの連続講座です。参加型の講座の性質上、参加者は10組までとしています。多くはパパとママと赤ちゃんの3人でやってきますが、講座が始まるとパパと赤ちゃんを残して、ママは別室でおしゃべり会です。そこにもファシリテーターが入ります。

  • アイスブレイクゲーム
    不安なパパたちを和ませる簡単なゲームから始めます。妻に命じられて来たという消極派の父親が多いことを知り安堵の笑いがおき、お互いの距離がぐっと縮まりました。こうして講座は始まります。
「パパとあそぼう!」プログラム (画面をクリックすると「パパと遊ぼう!」セミナー動画へ移動)
「パパとあそぼう!」プログラム (画面をクリックすると「パパと遊ぼう!」セミナー動画へ移動)
  • 1回目 赤ちゃんのあやしあそび
    目と目を合わせるあやし唄遊び、パパの口を使って噛む力や言葉の発達を促す遊び、言葉の代わりになるジェスチャー遊びなど月齢発達に合った遊び方を紹介し、実際にやってもらいます。直ぐに表れる赤ちゃんの反応が楽しいですよ。
  • 2回目 パパの身体を使ってあそぶ
    パパの身体を使って「ピョンピョンうさぎ」「ひこうきブーン」「まてまてまて」や「たかいたかい」「いないいないばぁ」が伝承される大切な理由をお伝えします。どんな遊びも赤ちゃんの心身の発達に役立つ根拠を知ったら、パパは俄然張り切ります。
  • 3回目 手作りオモチャ
    家にある物で簡単な手作りオモチャを紹介。実際に作ってみます。「へぇー、こんなオモチャができるんだぁ!」「買わなくてもいいんだね」とパパの目がキラキラ。世界で1つのパパからの手作りオモチャのプレゼントです。
  • パパ座談会
    父親同士の交流や自己肯定感を高めることや地域で父親同士の顔見知りを作ることも本プログラムの目的ですから、毎回トークタイムをとります。ファシリテーターは、パパたちが日頃の子育てについての思いを語り合ったり、悩みを出しやすいように会話をつなぐ役目に徹し進行します。

子育て支援者の皆さん ファシリテーターになりませんか!

  • ファシリテーターの役割
    このパパセミナーの楽しいところは、参加者中心の体験型セミナーであるということ。机上の講座ではなく、互いに交流しているうちに何かを感じ、気付きや学びが得られれば、行動の変容につながりやすいというものです。プログラムを進行するファシリテーターは父親同士が支えあえる体験ができるように、父親に話を投げかけていきます。普段の自分の生活をふりかえり、他の父親の思いを知る機会を作ります。勤め先の上司や同僚とは別の、住んでいる地域でパパ友ができれば、パパがパパとしてのモデルを身近に見ながらパパになっていく機会が与えられるでしょう。3回のプログラムを通して、具体的な遊ばせ方を知り、赤ちゃんの反応の良さに驚き、その心地よさを体感して自信を付けていく父親の様子を目の当たりにしました。ファシリテーターの醍醐味を感じるときですが、講師の立場になってはいけない難しさでもあります。
  • ファシリテーターの養成
    これからの子育て支援者は親同士をつなぐことを意識したファシリテーター力が必須です。現ファシリテーターの資質向上のための研修はもちろんのこと、主に指導型支援をしてきた支援者にも一緒に勉強していただくためのファシリテーター養成講座にも力を入れていきます。ファシリテーター養成講座の詳細は下記連絡先までお問い合わせください。

パパセミナーの参加者拡大に向けて

  • 「家族になる」ということ パパ支援→夫婦の安定→子どもの健全育成
    若い父親は「家事も子育ても分かち合って一緒に」という意識が備わっています。その意識を後押しし自信を持っていただくのが「パパちから応援隊」の役目です。母親だから育児が得意、父親は苦手なものということは決してありません。赤ちゃんと関わることで得られるパパとしての自覚は、ママにとっては気持ちの安定につながります。パパとしてというよりは、妻のご機嫌伺いで指示通りの家事や育児をする「お手伝い」の立場から脱し、夫として、父親として妻や子どもとの共感・共有時間を増やすために、また男性の人生を豊かにする大切な体験として捉えていただければ嬉しいです。ブームで終わらせない「イクメン」を支援します。
  • パパセミナー体験会開催と効果調査
    赤ちゃん連れの家族が来やすい大型ショッピングモールなどで公開パパセミナーを開催し、自治体担当者に見ていただくことを考えます。尻込みパパたちへの1回体験になり、全3回パパセミナーへのお誘い活動になります。そして、パパセミナーの受講者のその後の追跡調査もできたら費用対効果として自治体や企業へのアピールに有効だろうと考えています。
  • 市町村との協働を目指して
    こんなに素晴らしい奈良県の父親の子育て参加促進プログラム「パパセミナー赤ちゃんと遊ぼう」を多くのパパに届けたい!実施するファシリテーターが惚れこんでいます。主に、平日にママ支援活動をしながら、パパセミナーは土日の活動です。奈良県作成のプログラムなので奈良県とは良い関係にありますが、活動費などの助成が有るわけではなくメンバーの支援意欲に頼っているのが実情です。独自財源にて開催していただくために県下の市町村とは良い協働を目指したいです。各市町村には関心を持っていただき実施のための予算組をしていただきたいです。私たちも福祉や子育て関係の助成金申請など、活動費の捻出に尽力しています。
  • 企業のワークライフバランス推奨や社会貢献CSRをお待ちします!
    企業や財団などのスポンサーも探しています。男性が「夫」や「父親」として家庭内で時間を費やすことは、企業の損失にはならないと考えます。父親のライフワークバランスについて企業と共に考えていきたいです。社員向けにパパセミナーなんて、ステキだと思いませんか?
  • (任意団体)パパちから応援隊の連絡先
    〒636-0943 生駒郡平群町椿台3-10-13 赤松 邦子  電話/FAX:0745-45-6774  e-mail:ktmy0725@nike.eonet.ne.jp

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