どの子にも、輝く笑顔と、学ぶ喜びを!
特定非営利活動法人 奈良地域の学び推進機構

活動地
奈良市青少年野外活動センター
概要
「学びのポイントラリー」を活用した自然体験学習プログラムの実施・地域活性化事業の推進
投稿日
2010年11月25日

「NPO法人奈良地域の学び推進機構」は、“どの子にも、かがやく笑顔と、学ぶよろこびを!” をモットーに2007年度から活動を始め、2008年2月に法人として設立されました。「地域の子どもを、地域で育てる」活動を通し、教育コミュニティづくりによる地域の活性化を目指しています。

2009年4月から奈良市青少年野外活動センターを拠点に、全国(東京・岡山・京都)の「学びのポイントラリー」参加地域と連携した体験プログラムを実施しています。奈良市美術館や市営キャンプ場など12団体(2009年度)と「学びのポイントラリー」による連携を図ることによって、子どもたちに一元化した体験活動等の情報提供も行っています。

「学びのポイントラリー」 とは、東京大学市川伸一教授によって提案された、2003年4月10日人間力戦略研究会(内閣府)報告書にある授業外学習支援制度の実践です。地域教育を活性化するために、自治体、市民団体、NPO、民間企業、大学などが各地域で実施している子ども向けのプログラムを登録し、それらを、学校等を通じて子どもたちに紹介し、多様なプログラムへの参加を促すという制度です。

また、2010年には県の委託を受け、奈良市東部地域を中心に奈良まほろばふるさと雇用再生特別対策として、荒廃地を活用した「THE!鉄板!DACHU村!!」に取り組んでいます。

活動内容

 世界遺産学習プログラム

世界遺産を巡りながらのハイキング
世界遺産を巡りながらのハイキング

奈良市が目指す「世界遺産を活用した特色ある教育」の一環として、学校の先生方や奈良教育大学と連携し、青少年野外活動センターを活用した世界遺産ハイキングを実施しています。

学校での学習と地域での学びをつなげる試みとして位置づけられているこのプログラムは、近鉄奈良駅周辺及び奈良教育大学をスタートし、最多5ヶ所の世界遺産を巡りながら奈良市青少年野外活動センターまで約12㎞の道のりを歩くというものです。

世界遺産学習とハイキングを同時に行うことができます。

 荒廃地を活用した地域の活性化事業(奈良まほろばふるさと雇用再生特別対策)

奈良市東部地域は少子高齢化に伴い過疎化が進んでいます。農業従事者の高齢化と人口減少が荒廃地を増加させ、地域力の低下を招いています。奈良地域の学び推進機構は、地域資源を有効利用する「荒廃地を活用した地域の活性化」(奈良まほろばふるさと雇用再生特別対策)で3つの事業を展開しながら新たな地域づくりを目指しています。

  1. 荒廃地活性事業
    雑木林の下草刈り、間伐作業、間伐材出し作業など里山の整備や、休耕田へ韃靼蕎麦、黒豆、白菜、大根、水菜、ニンニク、玉ネギ等の作付けを行い、奈良市東部地域の生産的な環境保全に努めています。今後は、休耕田の市民農園転換作業やリンゴの植樹なども予定しています。さらに、地域住民と地域に関わる人々をつなぎ、地元の農産物を用いた特産品づくりにも取り組んでいます。

    一面の蕎麦の花 黒豆畑 白菜畑 ニンニク畑
    一面の蕎麦の花 黒豆畑 白菜畑 ニンニク畑
  2. 間伐材活用事業
    里山整備によって出た間伐材等を再利用して設営した作業場で、薪づくりやクラフト部材の作成などを行い、これを商品化し「DACHU(だっちゅ)市場」として、インターネットを活用した販売の仕組みを作ります。さらに、今後は体験プログラムの一環として、木工細工や竹細工教室を開くことも予定しています。
    木工作業場 DACHU GARAGE 開発したクラフトグッズ 壁飾り 開発したクラフトグッズ 鉛筆
    木工作業場 DACHU GARAGE 開発したクラフトグッズ 壁飾り 開発したクラフトグッズ 鉛筆
  3. 生涯学習体験事業
    荒廃地を利用して馬場を作り、月に1~3回の乗馬体験、耕作放棄地活用の稲、トウモロコシ、サツマイモ、落花生などの作付けから収穫までの農業体験など、自然環境を活用したイベントを開催しています。また、青少年野外活動センターと連携した農業体験や食育プログラムを実施し、生涯学習体験活動の提案などの情報発信をしています。

    地域の自然や景観を生かした体験プログラムは、ツリーハウスを作るチームビルディングなどの人材育成プログラムとしても活用され、荒廃地や耕作放棄地の活用に伴った自然体験合宿やエコツーリズムの旅行パックなど、地域活性につながる宿泊プランとしても提案されています。

    落花生の収穫体験 馬との触れ合い&乗馬体験 五平餅づくり
    落花生の収穫体験 馬との触れ合い&乗馬体験 五平餅づくり

こどモード THE!鉄板!DACHU村!!

2010年の春、奈良市大柳生の山林を切り開いて、人気テレビ番組「THE!鉄腕!DASH!!」を彷彿とさせる「THE!鉄板!DACHU!!(だっちゅと読みます)」がスタートしました。地元の方の協力のもと、NPO関係者や活動参加者みんなで力を合わせて鬱蒼とした竹藪の竹の切り出しから始まった村づくりでしたが、2010年12月現在では、テントを張ってキャンプが出来る程になり、その前には間伐材利用のための木工作業場 DACHU GARAGE も完成しました。

DACHU村は、「荒廃地を利用した地域の活性化事業」(奈良まほろばふるさと雇用再生特別対策)として県から委託を受けた地域づくりの一環としてスタートしています。誰でも村人登録をすれば参加することができ、村づくりの中でやってみたいこと―例えば、ツリーハウスづくり、基地づくり、木登り、農園、木工など―、子どものような心に戻り(「こどモード」という造語で表しています)、自然の中でやってみたいこと、子どもの頃に夢みたことが実現できる場として楽しんでいただけるよう、現在進行形で村人を募集しています。

竹藪を切り開きました  DACHU村にはヤギもいます テントを張ってキャンプする団体も
竹藪を切り開きました DACHU村にはヤギもいます テントを張ってキャンプする団体も

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