どの子にも、輝く笑顔と、学ぶ喜びを!
特定非営利活動法人 奈良地域の学び推進機構

活動地
奈良市青少年野外活動センター・こどモードDACHU村
概要
「学びのポイントラリー」を活用した体験学習プログラムの実施・地域活性化事業の推進
投稿日
2012年3月1日   ≫ バックナンバーはこちら

「NPO法人奈良地域の学び推進機構」は、「どの子にも、輝く笑顔と、学ぶ喜びを!」をモットーに2007年から活動を始め、翌年2月に法人として設立されました。「地域の子どもを地域で育てる」活動を通し、教育コミュニティーづくりによる地域の活性化を目指しています。

‘川の先生’からうなぎの仕掛け(もんどり)の説明を受ける ツリーハウスをバックに里山学校を楽しむ子どもたち
‘川の先生’からうなぎの仕掛け(もんどり)の説明を受ける ツリーハウスをバックに里山学校を楽しむ子どもたち 思いを形にするとこんな具合に

2009年からは運営を始めた奈良市青少年野外活動センターを拠点に、これまでの野外活動に加え、森林環境教育・水生生物の観察・世界遺産学習ハイキング・農業体験・アートキャンプ(=ナラコレ)等の体験学習プログラムを実施しています。

そして奈良市教育総合センターや奈良市美術館等、県内12団体全国8自治体(2011年度)と「学びのポイントラリー」※による連携を図ることによって、子どもたちに一元化した体験活動を提供しています。

※「学びのポイントラリー」・・・東京大学市川伸一教授のよる授業外学習支援制度(人間力戦略研究会報告書[内閣府])の実践です。これは地域教育を活性化するために、自治体、市民団体、NPO、民間企業、大学等が地域で実施している子ども向けプログラムを登録し一元化することによって、子どもたちに多様なプログラムへの参加を促す制度です。

2010年には奈良県の委託(奈良まほろばふるさと雇用再生特別対策)を受け、奈良市東部地域を中心に荒廃地を活用した地域の活性化事業として「こどモードDACHU村」づくりをスタートさせました。「むらびと」登録をすれば誰でも参加でき、こどモードで(=子どもの心に戻り)、自然の中でさまざまな体験をすることができます。「DACHU村」は、「一人ひとりが人の役に立つ喜びを大切にし、【恩送り】の循環の中で人のつながりを感じ、地域が活気にあふれる・・・」そんなイノベーションを目指しています。【恩送り(感謝の気持ち)】を“見えるカタチ”にするために「地域通貨ダッチュ」をつくりました。

「DACHU村」の基盤整備で出た間伐材は、「DACHU GARAGE(=木工館)」でツリーハウスやクラフトの材料に加工します。また休耕田を開墾して野菜の作付けを行い、JR奈良駅近くにオープンさせたサテライト店「八百屋カフェ村のめぐみ」で販売し地産地消に努めています。 地域教育支援事業として小・中学生を対象に「DACHU里山学校」を開講しています。その中のプログラムでは、「DACHU放送局(DHK)」を開設して、地域やDACHU村の様子をインターネットで紹介したり、スイーツを共同開発し、「カフェ」で販売したりしています。

今後は、地域資源を活かした人材育成事業として、就農支援や企業の若手育成「チームビルディング研修」、大学生の社会人基礎力育成「生きる力合宿」にも取り組みます。又、地域と連携した「放課後子ども教室」や子どもたちが共同生活を通して学ぶ「通学合宿」等の地域教育支援事業にも力を入れていきます。さらに、農業体験や地域おこし活動を取り入れた「自然体験合宿」「エコツーリズム」等、体験プログラムを軸とした滞在型観光旅行を企画し、地域の活性に努めます。

活動内容

体験学習プログラム

間伐した後、のこぎりを使って丸太切りに挑戦! 世界遺産を巡りながらハイキング
間伐した後、のこぎりを使って丸太切りに挑戦! 世界遺産を巡りながらハイキング

奈良市青少年野外活動センター・DACHU村を中心に毎月1回、自然を活かした体験学習プログラムを実施しています。

間伐や皮剥き、間伐材を利用した木工クラフトを体験する「森林環境教育」、蛍の観察や白砂川の生き物の生態を調べる「水生生物の観察」、奈良公園から春日原生林を抜け柳生街道を歩く「世界遺産学習ハイキング」、米や野菜の植え付けから収穫までの「農業体験」等を実施しています。

また遷都1300年祭をきっかけに東京学芸大学と連携してスタートした「アートキャンプ(=ナラコレクション)」は、毎年夏休みにテーマを決めて実施しています。(昨年度【ファッションショー】、今年度【短編映画づくり】、来年度は【東大寺二月堂での宿坊体験】を予定。)

DACHU村

2010年、地元の方の協力のもと、NPOや活動参加者みんなで力を合わせて山林を切り開き、「こどモードDACHU村」づくりが始まりました。まずはこの里山整備によって出た間伐材を「DACHU GARAGE」で加工し、村のシンボルとなる「ツリーハウス」を建てました。(現在2棟目を計画中【2012.3完成予定】)「ツリーハウス」が建つ「DACHU ヒルズ」では基地づくりや野外料理等、野性味あふれる体験ができます。「DACHU ヒルズ」の「ヒルトップゲート」からみんなで敷いた山道を200m下ると、「花いっぱい運動」の一環として竹藪を切り出して作ったハーブ畑があり、東海自然道を歩くハイカーの目を楽しませています。(「花いっぱい運動」の取り組みは、季刊誌naranto2002.2月号に掲載。)

「DACHU村」 NHK[ならナビ]取材 自然の中で遊ぶ子供たち 落花生の収穫
「DACHU村」 NHK[ならナビ]取材 自然の中で遊ぶ子供たち 落花生の収穫

「DACHU GARAGE」では、「ツリーハウス」の部材以外にも手摺りや階段の部材等に加工して里山に返します。又、木工クラフトの部材を作成し、利用者に体験用として提供したり、「DACHU市場」でネット販売しています。今年度からは、2001.春にオープンさせた「八百屋カフェ村のめぐみ」の内装用の壁板やテーブル・棚等の家具類もすべて、「むらびと」となった仲間と一緒に作っています。

「DACHU ファーム」では、休耕田を開墾して韃靼蕎麦・黒豆・白菜・キャベツ・バターナッツ・ニンニク・玉ネギ・人参・さつまいも・落花生等の作付けを行い、生産的な環境保全に努めています。2001.前期には「DACHU村」の就農支援事業の第1号となった平沼氏が地元の農家の皆様の協力を得ながら取り組んでくれました。「DACHU ファーム」の収穫物、そして地元農家の皆様に声をかけ、朝採りの新鮮野菜として「カフェ」で販売しています。

「カフェ」 店頭販売をする中学生 「チームビルディング研修」 ツリーハウスづくり
「カフェ」 店頭販売をする中学生 「チームビルディング研修」 ツリーハウスづくり

地域教育支援事業として、地元の興東中学校を対象に「DACHU里山学校」を開講しています。(文科省委託事業2001・12~2002.3)

これは、大学生とともにウイークエンドスクールに取り組むというもので、今回のテーマは「カフェ」と「DACHU放送局(DHK)」体験です。

「カフェ」体験では、地元の野菜を使って地元の方と一緒にスイーツを共同開発し「カフェ」で販売します。「DACHU放送局(DHK)」体験では、スイーツのコマーシャルを撮って「カフェ」で放映します。又、「通学合宿」プログラム(2002.1)に参加の小学生も合流し、「なりきりキャスター」として地域やDACHU村の様子をインターネットで紹介したりします。

このような地域と連携した「DACHU里山学校」(ウイークエンドスクール・アフタースクール)や子どもたちが共同生活を通して学ぶ「通学合宿」、「放課後子ども教室」等の地域教育支援事業に力を入れていきたいと考えています。

地域資源を活かした人材育成事業として、就農支援や企業の若手育成「チームビルディング研修」、大学生の社会人基礎力育成「生きる力合宿」にも取り組みます。又、農業体験や地域おこし活動を取り入れたや、「自然体験合宿」「エコツーリズム」等、体験プログラムを軸とした滞在型観光旅行を企画し、地域の活性化に努めます。

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